昨年、大きなニュースとして、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの医療従事者向け新サービス医療研修VR共同開発の記者説明会を行いました。
少し遅くなってしまいましたが、当日の様子をレポートしますね!
当日は、たくさんの記者の方々にお集まりいただきました。
会場の後方には、発表の後に記者の皆さんに医療研修VRをご体験いただける体験コーナーをご用意しました。
まずはジョンソン・エンド・ジョンソンから、バイオセンス ウェブスター事業部 バイスプレジデント 岩井 智光さま、同じくバイオセンス ウェブスター事業部のマネージャー 長谷川 聡史さまのお二方より、心房細動という病気や、今回VR化した「カテーテルアブレーション治療」についての講演がありました。
心房細動は、不整脈という心臓の病気の一種なのですが、治療のために胸を開いて手術をすると、患者さんにとって非常に大きな負担になり、さらには術後に大きな傷跡が残ってしまいます。
しかし、今回医療研修VRを制作した「カテーテルアブレーション治療」では、足の付け根から細い管のカテーテルを差し込んで行うため、身体への負担をかなり抑えた上、傷口も目立たなくすることができるのです。
この治療は患者さんへのメリットが大きいのですが、手術室には限られた人数しか入れないため見学が難しく、優れた技術を持つ先生の技術を伝えにくいことが課題でした。
そこで!実際にその場に居るかのような没入感で、視点も自由に見たいところが見られる医療研修VRによって、医療従事者の技術向上を目指すというのが今回の発表でした。
プレスリリースはこちら
弊社代表の上路からは、医療現場の課題を解決する医療研修VRについての講演を行い、VRだからこそ実現したことや、これからの医療VRの進化についてお話しました。
VRを用いた研修では、通常の動画による研修では不可能な、その場にいるような体験が可能です。
さらに今回は、医師の監修のもと、手術のポイントや重要な機器の情報を強調して表示し、ナレーションで詳しく解説するなど、より分かりやすくなる工夫がされています。
今後は、5Gを活用して遠隔地からリアルタイムで手術を見学したり、VR空間に再現した手術室の中を自由に移動するということも可能になっていくことが予想されています。
(5Gを活用した多視点VR同時配信システム「GuruVR Multi-View」のプレスリリースも昨年12月に発表しました!)
VRや5Gが今後も医療の向上にひと役もふた役も活躍しそうです!
発表終了後は、記者の方々に実際に医療研修VRを体験していただきました。
記者の皆さんにも、驚きながらVRを楽しんでいただけていました。
まだまだ見たことがない人も多いVRですが、実際に体験していただければ圧倒的な没入感を感じていただけると思いますよ!
最後に記者発表の控え室でパシャリ📸
とても充実した発表になり、大満足の様子です😀
私もまたまた貴重な経験ができた、記者発表でした!