これからの方は予習に、行った方は復習に、行けなかった方は参考に
ジョリーグッドは、7月17日から19日まで、東京ビッグサイトにて開催されている国際モダンホスピタルショウ2019に出展しています。
このイベントは、健康・医療・福祉の未来をひらくことを目指して、保健・医療・福祉分野の機器、製品、システム、サービスなどが幅広く紹介されている展示会です。
今回は、国際モダンホスピタルショウ2019の注目出展企業の見所について、ジョリーグッドが出展者の立場からピックアップさせて頂きます。
これからの方は予習に、来場された方は復習に、行けなかった方は参考に活用いただければ幸いです。
<国際モダンホスピタルショウ2019>
開催日時:2019年7月17日(水)〜19日(金)10時〜17時
開催場所:東京ビッグサイト 南展示棟(ジョリーグッド出展ブース:B-12)
入場料金:案内状内の入場カード持参者、及び事前登録者は無料
公式サイト:https://noma-hs.jp/hs/2019/
■医療VR × 介護VR 株式会社ジョリーグッド
ジョリーグッドでは、医療の現場で効果的なVR「surgeRec」と先週発表した介護の育成不足を解消するVR「ケアブル」を展示しております。
surgeRec 名医の視点で手術を何度でも体験可能
岩手医科大学付属病院整形外科で実際に行われた整形外科手術、椎体置換術を執刀する名医の視点と、医師の隣で器械出しを行うベテラン看護師の視点でVRをご体験いただけます。
この医療研修VRは、術野の奥の見えにくい内視鏡や透視機器など体内の状況や、周囲の医療機器情報をわかりやすく強調して表示するなどをしており、治療の進行をより鮮明に把握することができます。
ケアブル 介護現場のVR化により現場力をトレーニング
ケアブルでは、介護職員と被介護者、両方の立場を当事者目線でVR体験することで、現場力をトレーニングできます。介護をしているスタッフ目線で日常の中にある危険を察知する「危険予知」や、被介護者目線で介護職員の対応のポイントを体験できる「認知症理解」コンテンツなど、20以上の介護現場体験VRが揃っています。現実の介護現場を高精度VR化し、当事者目線で体験することで、介護の初任者に必要な「現場対応力」を育成できます。
また、ジョリーグッドでは通常の展示に加えて、ブース内特別セミナーも複数回開催しています。
■医療現場をペーパーレスに 株式会社アイ・オー・データ
株式会社アイ・オー・データ機器は、パソコンやデジタル機器の周辺機器を取り扱う企業です。時代を見据えた商品を展開し、機能性やユーザビリティ、デザインも高い評価を受けています。株式会社アイ・オー・データ機器のブースでは、医療用に使用できるディスプレイの展示などが行われていました。
ペーパーレスの医療現場で書類の真正性を証明するソリューション
注目は7月17日リリース、日本医師会ORCA管理機構と共同で開発したという長期署名ソリューション。医療現場では書類の電子化が進む中で、電子データの「原本性」と「非改ざん性」を証明することがより重要になってきています。この長期署名ソリューションは、ペーパーレス書類に電子署名とタイムスタンプを付与することで、真正性(原本性と非改ざん性)を証明します。また、医療情報を送受できるクラウドサービス「MEDPost」と連携させることで、各種医療機関と安全に署名入りの文章を交換できる様になります。
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/iodata/
Twitter:https://twitter.com/io_data
お問い合わせ:https://www.iodata.jp/support/after/esupp.htm
■院内行動をAIカメラで解析 株式会社オプティム
株式会社オプティムは「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、すべての人々が等しくインターネットのもたらす創造性、利便性を享受できるようなサービスの開発に尽力しています。今回のモダホスでは各産業とIT、IoT、Robotを融合させる「◯◯×IT」の一つである、「医療×IT」のOPTiM AI Camera for Hospitalを紹介しています。
病院や介護施設内の人の行動をAIカメラで解析
OPTiM AI CameraはAIカメラを活用して、医療機関や介護施設の状況を見える化し、施設内のセキュリティ強化や、医療スタッフの業務効率化、利用者満足度に貢献しています。例えば、病院では来院者カウント、混雑状況検出、さらにどの人がどれくらい待っているかなど長時間滞在者を検出することで、居心地の良い環境作りやスタッフの対応に応用させることも可能です。また、介護施設などでは徘徊してしまう高齢者検出や不審な行動の検出などの機能により、スタッフの業務の負担を軽減するだけでなく、安全性の高い施設運営をサポートします。
Facebook:https://www.facebook.com/optimjpn/
Twitter:https://twitter.com/optim_jpn
お問い合わせ:https://www.optim.co.jp/contact
■置くだけ社食 株式会社OKAN
株式会社OKANでは、食生活の支援を通して、働く人と企業に起こる様々な問題を解決することを目的としてご利用いただける置き型社食サービス『オフィスおかん』を紹介しています。
忙しい医療従事者向けに置くだけ社食
忙しい医療スタッフが勤務する医療現場などに設置し、時間がない人でも手軽にしっかりとした食事がいつでも取れることが特徴です。『オフイスおかん』を導入することでコンビニに行く時間を削減し、休憩時間がゆっくり取れる様になったとの声もあります。たったの1品100円で豊富なラインナップの中から健康的な食事が取れることも魅力の一つであり、開発に時間をかけたおかんオリジナルのこだわり惣菜は添加物最小限で、真空パックで密閉されてるため消味期限も約1ヶ月と長く、医療従事者の働く環境に適したサービスとなっております。
また、『オフィスおかん』は医療現場だけではなく、様々な企業で話題の食の福利厚生サービスです。福利厚生への満足度の高さは、会社への就労意向と高い相関があります。コミュニケーション活性化など「働きたい」と思わせる会社づくりに有効で、特に食の福利厚生は従業員からの人気が非常に高い施策です。
Facebook:https://www.facebook.com/okan.chisan/
Twitter:https://twitter.com/office_okan
お問い合わせ:https://okan.co.jp/#contact-us
■医療スタッフの癒やしの環境づくり 株式会社イトーキ
株式会社イトーキでは、『明日の「働く」をデザインする。』をミッションとし、お客様の働く「空間」「環境」「場」づくりを実践しています。そのなかで、医療現場で働く人たちや医療施設に訪れる患者さんが快適に過ごせるような家具の紹介をしています。
医療スタッフのワークスタイル改革&癒しの環境づくり
快適な座り心地の待合室の椅子や、いつでもベッドになるソファなど、ストレス軽減とプライバシー保護に配慮した空間を構成する家具シリーズを展示しています。例えば、イトーキのウェイティングSLは体にフィットする曲面と隙間を無くして、患者さんの立ち座りをサポートするような形状になっております。またデザインも数種類あり、さまざまな空間に合わせてお選びいただけるようになっております。
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/itokicorp/
Twitter:https://twitter.com/itoki_corp?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
お問い合わせ:https://www.itoki.jp/cs/
■院内ショップの定番 山崎製パン株式会社
山崎製パン株式会社が展開するニューヤマザキデイリーストアは、コンビニエンスストアとしての機能を装備した小型店舗です。このストアは、店舗としてだけでなく、企業のオフィスや病院内の売店としての導入事例も多くあります。今回、山崎製パン株式会社はニューヤマザキデイリーストアのレイアウトでモダンホスピタルショウに出展しています。
病院内で重宝される焼きたてパンの仕組み
山崎製パンは、小さなスペースで効率よく焼き上げられる高品質なパンを売りにしています。パン職人でなくても、手軽に高品質のパンを製造、販売できるソリューションを提供しています。
ブース内では、冷凍生地から焼き上げられたとは思えないようなバリエーション豊富で美味しいパンが並んでいます。地域に根ざした商品開発や販売方法も魅力の一つです。
HP:https://www.yamazakipan.co.jp
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Company/山崎製パン株式会社-529624983859446/
お問い合わせ:https://www.yamazakipan.co.jp/otoiawase/index.html
いかがでしたでしょうか。国際モダンホスピタルショウ2019ではAIやVRなどの最新テクノロジーを活かした製品や、医療・介護施設の働き方を改善するためのソリューションが多く展示されています。新しい時代の技術やソリューションをうまく取り入れ、活用していくことでより豊かな医療、介護現場を実現させることができるのではないでしょうか。