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VR動画の撮影機材まとめ

VR(ヴァーチャルリアリティ)の進化は、VR動画を制作する現場や利用範囲の拡大に大きな変化をもたらしました。

かつてはカスタムメイドのカメラや合成・編集ソフトウエア、汎用コンピューター並みの処理能力を以ってして、ようやくVR動画が完成しました。

そのために、完成までに膨大な制作コストや時間、労力がかかりました。

近年では、没入感の高いVR体験が得られるVRゴーグルやHDM(ヘッドマウントディスプレイ)の登場ともに、それまで以上にVRが注目を集めるようになり、360°を撮影するVRカメラの低価格化や重要の高まりとともに、一気に導入事例が増えました。

ここでは、VR動画の撮影機材をまとめて紹介します。

これからVR動画の制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

■VR動画とは

前述の通り、VRコンテンツ制作のための機材の普及や需要の高まりから、VRコンテンツを導入する事例が急激に伸びています。

従来のストリーミング形式の2Dビデオ映像では伝えきれない、空気感や臨場感を表現し、今までにない没入感が疑似体験できる3Dの映像コンテンツをVR動画と言います。

ただし、VR動画と言っても一括りではなく、いくつものパターンが考えられます。

 

・実写のVR映像を素材にしたVR動画

・3DCGで作成したVR動画

・3D CGと実写のVR映像を組み合わせたVR動画

・実写のVR映像とパノラマ静止画像を組み合わせたVR動画など

 

基本的には360度を撮影する特殊なVRカメラで撮影した映像素材を使用するか、もしくは3DCGソフトを使用して、全方向に広がりのある仮想空間を創り出し、その中でさまざまな疑似体験が得られるのがVR動画の特徴です。

 

■VR動画の撮影方法

ではVR動画はどのように撮影して、どのような工程で完成するのか順を追って説明します。

ここでは、360°カメラを使用した実写の映像素材を使用するケースを想定しています。

 

・VR動画のコンテンツのシナリオを作成します

まず、VR動画の目的や意図を明確にし、コンテンツ全体のシナリオを作成します。

その上で、必要となるVR映像素材の撮影内容を決めていきます。

必要なシーンやカット、アングルなどを明確にしていきます。

また、ナレーションやBGM、3DCG、テキストが必要であれば並行して用意します。

 

・VR映像を撮影する

シナリオに沿って360°VRカメラを使用して実写を撮影します。

この際、必要となる解像度やフレーム数を最適に設定して撮影を行います。

無暗にVRカメラの持つ最大スペックで撮影しても、データが大きくなるばかりで、次の工程であるビデオ編集作業で無駄な処理が発生するばかりか、データのやり取りに支障がでる可能性があるからです。

 

・ビデオ編集を行う

撮影したVR映像素材をPCに取り込みビデオ編集作業を行います。

不要なシーンをカットして、歪みやブレを補正します。

歪みやブレの補正は、VR動画コンテンツならではのVR酔いを軽減させるためにも必要な工程と言えるでしょう。

見栄えのするコンテンツに仕上げるため、シーンとシーンの間にワイプやディゾルブなどのトランジション効果を加えます。

他にもコンテンツ内容を分かりやすく伝えるために、ナレーションやテキスト、3GCGなどをうまく利用すると良いでしょう。

最後に視聴するVR機器に合わせて最適なフォーマットに変換して出力します。

 

・視聴する

完成したVR動画をPCなど利用するVR機器にインストールして視聴します。

VR動画コンテンツはスマートフォンでも視聴できますが、より没入感や臨場感を体験するのであれば、VRゴーグルやHDM(ヘッドマウントディスプレイ)の利用をおすすめします。大画面で迫力のあるVR動画に圧倒されることでしょう。

 

■VR動画を撮影するための機材

近年、さまざまなメーカーから数万円で購入できる手軽な360°VRカメラから、圧倒的にクオリティの高い高画質VR映像を撮影できるプロフェッショナル向けの360°VRカメラが数百万円で市販されています。

初心者でも使いやすいエントリーモデルから、プロの現場で使われるモデルまで、主なVR動画を撮影するための360°VRカメラを紹介します。

 

・RICHO THETA

https://theta360.com/ja/

「RICHO THETA」は、初心者でも簡単に高画質なVR映像が撮影できる360VRカメラとして人気の高いポピュラーなモデルです。

ポップなカラーをまとったハンディタイプのデザインが特徴で、片手で操作できる操作性や撮影したVR動画をSNSやtheta360.comギャラリーですぐに共有できる点も魅力のモデルです。ベーシックモデルからハイパフォーマンスモデルまで用意され、販売価格は16,000円から126,900円です。

 

・Gear 360

https://www.galaxymobile.jp/gear-360/

「Gear 360」は、手のひらに収まるコンパクトなボディながら、4Kにも対応し、撮影しながらリアルタイムでVR動画がシェアできるライブブロードキャスト機能を搭載するハイコストパフォーマンスモデルです。実売価格は2万円前後です。

 

・Key Mission

https://www.nikon-image.com/products/action/lineup/360/

日本の老舗カメラメーカーであるニコンが販売する「Key Mission」は、機能性にとんだタフなアクションカメラとして人気のモデルです。全方位の4K UHD対応に対応した高画質360°VRカメラです。ラインナップの最上位モデル「Key Mission 360」の販売価格は43,200円ですが、現在は販売を終了しています。

 

・Go Pro

https://jp.gopro.com/

センセーショナルなデビューを飾った人気の高いアクションカメラです。240fpsのハイスピードモードやタイムラプス撮影、10mの防水性能、音声コントロール、ライブストリーミング機能など、機能性・実用性の高さが特徴のモデルです。またアタッチメントが充実している点も大きな魅力です。4機種がラインナップされ、価格レンジは29,860円から76,000円です。

 

・Go Pro Odyssey

https://japanese.engadget.com/2015/09/09/gopro-16-360-odyssey-180-google-jump-vr/

「Go Pro Odyssey」は16 台のGo Pro HERO4を放射線状に配したカメラアレイです。より繊細で滑らかな動きを高精細VR動画で撮影するためのプロフェッショナル向け360°VRカメラです。Go Pro Odyssey専用ページから購入申し込みを行いセット価格15,000ドルで販売されています。

上記以外にもiZugar、Kodak、Nokia、Insta360、QooCamなどの360°VRカメラが人気あるモデルとして挙げられます。

 

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